3ウェイ・バイアンプ

シネマ · スクリーンチャンネル
ES3264
シネマ用スクリーンスピーカーシステム
音響透過性のない直視型LEDウォール向けのコンパクトな3ウェイ・バイアンプ式スクリーンチャンネルシステム。薄型バータイプの中高域モジュールを備えています。 ホール奥行 ≤ 9 m/12 m1
周波数特性45 Hz – 20 kHz±3 dB @ 2π
カバレッジ100° × 20°–30°H × V
システム3ウェイ・バイアンプ125.8 dB 定格最大SPL @ 1 m、2π
ホール奥行≤ 9 m/12 m連続/プログラムパワー
用途
直視型LEDスクリーン用メインチャンネル · LEDスクリーンシアター · プライベートシネマ
01
特長
性能
- 音響透過性のない直視型LEDウォールを採用する劇場向けに設計し、音響イメージをスクリーン面に固定して映像と整合させます。
- SOVOX ADM™フォームエッジ高密度プレス紙コーンを採用したデュアル12インチウーファー。周波数特性45 Hz~20 kHz(±3 dB)、33 Hzまで実用拡張します。
- 公称カバレッジ100° × 20°~30°は、幅が広く奥行の浅い客席配置に適しています。
設計
- 中高域ホーンは必要に応じて回転でき、さまざまなスクリーン位置や設置方向に対応します。
- 300 Hz(Linkwitz–Riley 24 dB/oct)のアクティブクロスオーバーでバイアンプ駆動し、低域と中高域を専用アンプチャンネルへ割り当てます。中高域モジュールには3.0 kHzのパッシブネットワークを内蔵しています。
- 薄型中高域モジュールは奥行わずか198 mm、高さ223 mmで、LEDパネル周囲の狭い空間に収まります。
経済性と保守
- 2モジュール構成:低域モジュールは床置きし、9.6 kgの中高域モジュールをスクリーン周囲へ設置することで、LEDウォール横の床面積を最小限に抑えます。
02
概要
ES3264は、音響透過性のない直視型LEDウォールを採用する映画館向けのコンパクトな3ウェイ・バイアンプ式スクリーンチャンネルシステムです。LEDウォールは音を透過しないため、スクリーンチャンネルをパネル周囲の2モジュール構成とします。バスレフ式デュアル12インチ低域モジュールは床置きし、薄型密閉中高域モジュール(6.5インチミッドレンジ2基+2インチコンプレッションドライバー)はLEDスクリーンの上または横へ設置します。周波数特性45 Hz~20 kHz(±3 dB)、公称カバレッジ100° × 20°~30°です。
中高域モジュールは奥行わずか198 mm、重量9.6 kgで、スクリーン端を侵食することなくパネル周囲の狭い空間へ設置できます。ホーンはスクリーン位置と設置方向に合わせて回転し、幅広く浅い客席でも音響イメージを映像と整合させます。中高域モジュールの公称2.7 Ωインピーダンスに対応するため、アンプの負荷能力、ケーブル損失、リミッター設定を明確に確認する必要があります。
03
仕様
| 製品タイプ | シネマ用スクリーンスピーカーシステム | |
|---|---|---|
| システムタイプ | 3ウェイ・バイアンプ | |
| 周波数特性(±3 dB @ 2π)2 | 45 Hz–20 kHz | |
| 周波数レンジ(-10 dB @ 2π)2 | 33 Hz–20 kHz | |
| カバレッジ角(H×V) | 100° × 20°–30° | |
| M200(W)低域モジュール | ES3264(T)中高域モジュール | |
| ドライバー構成 | 12″低域 × 2 | 6.5″中域 × 2+2″高域 × 1 |
| 公称インピーダンス | 4Ω | 2.7Ω |
| AES 100時間定格パワー3 | 600W | 250W |
| AES 2時間定格パワー | 750W | 312.5W |
| プログラムパワー4 | 1200W | 500W |
| 感度(2π)@1 W/1 m | 98dB | 96dB |
| 定格最大SPL /1 m @ 2π | 125.8dB | 120dB |
| 計算最大SPL /1 m @ 2π5 | 131.8dB | 126dB |
| クロスオーバー周波数 | LR-24 dB/oct @300 Hz(低域~中高域) | 3.0 kHzパッシブ(中域~高域) |
| 推奨ハイパス | 25 Hz, LR24 | - |
| 筐体タイプ | バスレフ筐体 | 密閉筐体 |
| 筐体素材/仕上げ | MDF · PVCラミネート | MDF · PVCラミネート |
| 入力端子 | バインディングポスト | バインディングポスト |
| 設置方法 | 吊り下げまたは床置き | LEDスクリーンフレーム設置 |
| 外形寸法 W×H×D(mm) | W410 × H860 × D402 mm | W607 × H223 × D198 mm |
| 本体重量 | 34.7 kg | 9.6 kg |
04
周波数特性


05
外形寸法



M200(W)W410 × H860 × D402 mm · 34.7 kg
ES3264(T)W607 × H223 × D198 mm · 9.6 kg
- 1奥行値は2つ記載しています。1つ目は連続パワー時の実用範囲、2つ目はプログラムパワー時の範囲です。プログラムパワーは短時間の最大出力であり、システムが連続して維持できるレベルではありません。目標レベルはSMPTE ST 202 / RP 200のシネマ基準に従います。スクリーンチャンネルは基準聴取位置(RLP)で85 dBに20 dBのピークヘッドルームを加えた値とし、ホール奥行=聴取距離×1.5で算出します。聴取距離は自由音場の距離減衰から求めます。連続パワー範囲には本表の定格最大SPLを使用し、プログラムパワー範囲には定格値+3 dB(プログラムパワーは連続パワーの2倍)を使用します。計算最大SPL(定格+6 dB、短時間ピーク)はこれらの値に使用しません。スクリーン損失、パワーコンプレッション、システムリミッティング、室内ゲインは含まれておらず、理論上の推定値であって測定による保証ではありません。現地での確認を推奨します。推奨値を超えて運用すると、ダイナミックコンプレッション、歪み増加、異音、重大な場合は機器破損などを引き起こす可能性があります。
- 2低域特性と感度の仕様は、一般的なシネマのバッフルウォール設置を代表する半空間(2π)条件を基準としています。特記のない限り、周波数特性グラフは無響自由音場(4π)で測定しています。低域では同じスピーカーでも2π条件の測定値が4π条件より約6 dB高くなります(実際には周波数やバッフル条件により3~6 dB)。これは測定条件の違いであり、性能差ではありません。
- 3定格は、50 Hz~20 kHzに帯域制限したIECフィルター付きランダムノイズ試験信号(ピーク対平均比6 dB)に基づきます。
- 4推奨アンプ出力は、該当インピーダンスにおいてプログラムパワーを超えない値とし、波形をクリップさせずスピーカーの破損を防いでください。スピーカー性能を十分に引き出すには、RMS連続パワー(AES 100 h)以上の能力を持つアンプを推奨します。実際のアンプ整合は聴取距離に基づいて計算してください(注1参照)。
- 5計算最大SPLは定格(連続)パワーと半空間(2π)感度から求めた計算値であり、実測値ではありません。ピーク対平均比6 dBでは定格値より6 dB高くなり、システムが連続維持できるレベルではなく短時間ピーク能力を示します。
- 6本ページの周波数特性グラフは、無響自由音場(4π)で軸上1 W/1 m、1/6オクターブ平滑化により測定しています。仕様表の周波数特性と感度は半空間(2π)条件の値です。そのためグラフの低域側が低く見えるのは、性能差ではなく測定条件の違いによるものです。2π形式の曲線はご要望に応じて提供します。





