
M260
シネマ用スクリーンスピーカーシステム
デュアル15インチ低域を備えたモジュール式3ウェイ・バイアンプ・スクリーンチャンネルシステム。試写室やダビングルーム向けです。 ホール奥行 ≤ 20 m/29 m1
スクリーン背後メインチャンネル · 中大規模の業務用シアター · ダビングルーム · 大型スクリーン · ドームシネマ
特長
- 75.5 mmボイスコイルと22.5 mm巻線を備えたデュアル15インチウーファーにより、連続低域再生に必要な熱的・機械的余裕を確保します。
- 12インチ専用ミッドレンジがセリフ帯域を単独で担当し、ウーファーとストロークを奪い合いません。
- 3インチコンプレッションドライバーにHLMS™デュアルショートリング(銅スリーブ+アルミリング)を採用し、高出力時もリニアなモーター動作を実現します。
- 300 Hz LR24アクティブクロスオーバーによるバイアンプ駆動で、各モジュールを専用アンプチャンネルで駆動します。
- 低域モジュール奥行450 mm、中高域モジュール奥行302 mmで、スクリーンウォールの奥行を抑えられます。
- モジュール重量は約44.3 kgと17.2 kgで、それぞれを個別に搬入、位置決め、保守できます。
概要
M260は、SOVOX Mシリーズの中大規模業務用シネマ向けモジュール式3ウェイ・バイアンプ・スクリーンチャンネルシステムで、スクリーン背後メインチャンネル、複合シアター、試写室、ダビングルームに対応します。デュアル15インチ低域モジュール(M260(W))と、専用12インチミッドレンジおよび3インチコンプレッションドライバーを備えた中高域モジュール(M260(T))を組み合わせ、42 Hz~18 kHz(±3 dB、半空間)、実用帯域32 Hz~20 kHz、公称カバレッジ90° × 45°を実現します。
各15インチウーファーは、75.5 mmボイスコイル、22.5 mm巻線、190 mmフェライトマグネットアセンブリを組み合わせ、持続的なシネマ再生に必要な熱的・機械的能力を確保しています。中高域モジュールはセリフ帯域を専用12インチミッドレンジに割り当て、3インチコンプレッションドライバーにはHLMS™銅スリーブ+アルミリングのデュアルショート構造を採用しています。300 Hz(LR24)のアクティブクロスオーバーで低域と中高域を独立アンプチャンネルにより駆動し、内部1.8 kHzパッシブネットワークがミッドレンジと高域を接続します。2つのモジュール(本体重量約44.3 kgと17.2 kg)は個別に搬入、位置決め、保守でき、スクリーン背後の設置を容易にします。
仕様
| 製品タイプ | シネマ用スクリーンスピーカーシステム | |
|---|---|---|
| システムタイプ | 3ウェイ・バイアンプ | |
| 周波数特性(±3 dB @ 2π)2 | 42 Hz–18 kHz | |
| 周波数レンジ(-10 dB @ 2π)2 | 32 Hz–20 kHz | |
| カバレッジ角(H×V) | 90° × 45° | |
| M260(W)低域モジュール | M260(T)中高域モジュール | |
| ドライバー構成 | 15"LF × 2 | 12″中域+3″高域 |
| 公称インピーダンス | 4Ω | 8Ω |
| AES 100時間定格パワー3 | 800W | 350W |
| AES 2時間定格パワー | 1000W | 437.5W |
| プログラムパワー4 | 1600W | 700W |
| 感度(2π)@1 W/1 m | 102dB | 102dB |
| 定格最大SPL /1 m @ 2π | 131dB | 127.4dB |
| 計算最大SPL /1 m @ 2π5 | 137dB | 133.4dB |
| クロスオーバー周波数 | LR-24 dB/oct @300 Hz(低域~中高域) | 1.8 kHzパッシブ(中域~高域) |
| 推奨ハイパス | 30 Hz, LR24 | - |
| 筐体タイプ | バスレフ筐体 | ホーン内蔵バスレフ筐体 |
| 筐体素材/仕上げ | MDF · PVCラミネート | MDF · PVCラミネート |
| 入力端子 | バインディングポスト | バインディングポスト |
| 設置方法 | スクリーンフレーム設置 | 低域モジュール上部 |
| 外形寸法 W×H×D(mm) | W701 × H961 × D450 mm | W410 × H724 × D302 mm |
| 本体重量 | 44.3 kg | 17.2 kg |
周波数特性


外形寸法



- 1奥行値は2つ記載しています。1つ目は連続パワー時の実用範囲、2つ目はプログラムパワー時の範囲です。プログラムパワーは短時間の最大出力であり、システムが連続して維持できるレベルではありません。目標レベルはSMPTE ST 202 / RP 200のシネマ基準に従います。スクリーンチャンネルは基準聴取位置(RLP)で85 dBに20 dBのピークヘッドルームを加えた値とし、ホール奥行=聴取距離×1.5で算出します。聴取距離は自由音場の距離減衰から求めます。連続パワー範囲には本表の定格最大SPLを使用し、プログラムパワー範囲には定格値+3 dB(プログラムパワーは連続パワーの2倍)を使用します。計算最大SPL(定格+6 dB、短時間ピーク)はこれらの値に使用しません。スクリーン損失、パワーコンプレッション、システムリミッティング、室内ゲインは含まれておらず、理論上の推定値であって測定による保証ではありません。現地での確認を推奨します。推奨値を超えて運用すると、ダイナミックコンプレッション、歪み増加、異音、重大な場合は機器破損などを引き起こす可能性があります。
- 2低域特性と感度の仕様は、一般的なシネマのバッフルウォール設置を代表する半空間(2π)条件を基準としています。特記のない限り、周波数特性グラフは無響自由音場(4π)で測定しています。低域では同じスピーカーでも2π条件の測定値が4π条件より約6 dB高くなります(実際には周波数やバッフル条件により3~6 dB)。これは測定条件の違いであり、性能差ではありません。
- 3定格は、50 Hz~20 kHzに帯域制限したIECフィルター付きランダムノイズ試験信号(ピーク対平均比6 dB)に基づきます。
- 4推奨アンプ出力は、該当インピーダンスにおいてプログラムパワーを超えない値とし、波形をクリップさせずスピーカーの破損を防いでください。スピーカー性能を十分に引き出すには、RMS連続パワー(AES 100 h)以上の能力を持つアンプを推奨します。実際のアンプ整合は聴取距離に基づいて計算してください(注1参照)。
- 5計算最大SPLは定格(連続)パワーと半空間(2π)感度から求めた計算値であり、実測値ではありません。ピーク対平均比6 dBでは定格値より6 dB高くなり、システムが連続維持できるレベルではなく短時間ピーク能力を示します。
- 6本ページの周波数特性グラフは、無響自由音場(4π)で軸上1 W/1 m、1/6オクターブ平滑化により測定しています。仕様表の周波数特性と感度は半空間(2π)条件の値です。そのためグラフの低域側が低く見えるのは、性能差ではなく測定条件の違いによるものです。2π形式の曲線はご要望に応じて提供します。





