
MV3108PRO
シネマ用スクリーンスピーカーシステム
デュアル18インチ低域、ホーンロード式10インチミッドレンジ、3インチコンプレッションドライバーを備えた高出力3ウェイ・バイアンプ・スクリーンチャンネルシステム。 ホール奥行 ≤ 24 m/33 m1
スクリーン背後メインチャンネル · 大規模業務用シアター · 大型スクリーン
特長
- デュアル18インチ低域モジュールが十分な放射面積と持続出力能力を確保します。
- 専用10インチミッドレンジは75 mmボイスコイルと剛性の高い鋳造アルミシャーシを採用し、セリフ帯域を担当します。
- 3インチコンプレッションドライバーにHLMS™デュアルショートリング(銅スリーブ+アルミリング)を採用し、高出力時の中高域歪みを抑制します。
- 公称カバレッジ100° × 20°~30°。低域モジュール、10インチミッドレンジホーン、3インチ高域ホーンを同じ760 mm幅に揃え、スクリーン後方で均一な音響ラインを形成します。
- バイアンプ駆動:300 Hz LR24アクティブクロスオーバーと1 kHzパッシブクロスオーバーが3帯域を統合し、低域と中高域を独立したアンプチャンネルで駆動します。
- 中高域モジュールは軽量ポリマー材で成形(本体重量約23 kg)。積層・分離可能な構造により輸送が容易で、段階的な設置と個別の保守アクセスが可能です。
概要
MV3108PROは、大規模ホールや長い上映距離向けSOVOX MVシリーズの高出力3ウェイ・バイアンプ・スクリーンチャンネルシステムで、スクリーン背後メインチャンネル、大規模業務用ホール、大型スクリーンに対応します。デュアル18インチ低域モジュールと、10インチミッドレンジおよび3インチコンプレッションドライバーを搭載したホーンロード式中高域モジュールを組み合わせています。低域モジュールは幅760 mmで、システムは40 Hz~20 kHz(±3 dB、半空間)、実用帯域30 Hz~20 kHz、公称カバレッジ100° × 20°~30°を実現します。
ツイン18インチ低域ドライバーはADM™オイル処理高密度プレスコーンを採用し、モジュール感度102 dB(1 W/1 m、2π)により各アンプチャンネルの負担を軽減します。剛性の高い鋳造アルミシャーシの専用10インチミッドレンジがセリフ帯域を担当し、3インチチタン振動板コンプレッションドライバーにはHLMS™銅スリーブ+アルミリングのデュアルショート構造を採用しています。300 Hz(LR24)のアクティブクロスオーバーで低域と中高域を独立アンプチャンネルにより駆動し、中高域モジュール内部の1 kHzパッシブネットワークがミッドレンジと高域を接続します。10インチミッドレンジホーンと3インチ高域ホーンは低域モジュールの760 mm幅に揃い、スクリーン背後の音響面を面一に保ちます。このレイアウトは幅広い客席エリアでの一貫した音圧分布とセリフの明瞭度を支えることを目的としています。中高域ホーンは軽量ポリマー材で成形(本体重量約23 kg)され、輸送と設置を容易にします。
仕様
| 製品タイプ | シネマ用スクリーンスピーカーシステム | |
|---|---|---|
| システムタイプ | 3ウェイ・バイアンプ | |
| 周波数特性(±3 dB @ 2π)2 | 40 Hz–20 kHz | |
| 周波数レンジ(-10 dB @ 2π)2 | 30 Hz–20 kHz | |
| カバレッジ角(H×V) | 100° × 20°–30° | |
| M380(W)低域モジュール | MV3105PRO(T)中高域モジュール | |
| ドライバー構成 | 18″低域 × 2 | 10″中域+3″高域 |
| 公称インピーダンス | 4Ω | 8Ω |
| AES 100時間定格パワー3 | 1200W | 300W |
| AES 2時間定格パワー | 1500W | 375W |
| プログラムパワー4 | 2400W | 600W |
| 感度(2π)@1 W/1 m | 102dB | 104dB |
| 定格最大SPL /1 m @ 2π | 132.8dB | 128.8dB |
| 計算最大SPL /1 m @ 2π5 | 138.8dB | 134.8dB |
| クロスオーバー周波数 | LR-24 dB/oct @300 Hz(低域~中高域) | 1 kHzパッシブ(中域~高域) |
| 推奨ハイパス | 25 Hz, LR24 | - |
| 筐体タイプ | バスレフ筐体 | 中域ホーン+高域ホーン |
| 筐体素材/仕上げ | MDF · PVC | ポリマーMDI · テクスチャー塗装 |
| 入力端子 | バインディングポスト | バインディングポスト |
| 設置方法 | スクリーンフレーム設置 | 低域モジュール上部に設置 |
| 外形寸法 W×H×D(mm) | W760 × H1202 × D571.5 mm | W760 × H713 × D570 mm |
| 本体重量 | 72 kg | 23 kg |
周波数特性


外形寸法



- 1奥行値は2つ記載しています。1つ目は連続パワー時の実用範囲、2つ目はプログラムパワー時の範囲です。プログラムパワーは短時間の最大出力であり、システムが連続して維持できるレベルではありません。目標レベルはSMPTE ST 202 / RP 200のシネマ基準に従います。スクリーンチャンネルは基準聴取位置(RLP)で85 dBに20 dBのピークヘッドルームを加えた値とし、ホール奥行=聴取距離×1.5で算出します。聴取距離は自由音場の距離減衰から求めます。連続パワー範囲には本表の定格最大SPLを使用し、プログラムパワー範囲には定格値+3 dB(プログラムパワーは連続パワーの2倍)を使用します。計算最大SPL(定格+6 dB、短時間ピーク)はこれらの値に使用しません。スクリーン損失、パワーコンプレッション、システムリミッティング、室内ゲインは含まれておらず、理論上の推定値であって測定による保証ではありません。現地での確認を推奨します。推奨値を超えて運用すると、ダイナミックコンプレッション、歪み増加、異音、重大な場合は機器破損などを引き起こす可能性があります。
- 2低域特性と感度の仕様は、一般的なシネマのバッフルウォール設置を代表する半空間(2π)条件を基準としています。特記のない限り、周波数特性グラフは無響自由音場(4π)で測定しています。低域では同じスピーカーでも2π条件の測定値が4π条件より約6 dB高くなります(実際には周波数やバッフル条件により3~6 dB)。これは測定条件の違いであり、性能差ではありません。
- 3定格は、50 Hz~20 kHzに帯域制限したIECフィルター付きランダムノイズ試験信号(ピーク対平均比6 dB)に基づきます。
- 4推奨アンプ出力は、該当インピーダンスにおいてプログラムパワーを超えない値とし、波形をクリップさせずスピーカーの破損を防いでください。スピーカー性能を十分に引き出すには、RMS連続パワー(AES 100 h)以上の能力を持つアンプを推奨します。実際のアンプ整合は聴取距離に基づいて計算してください(注1参照)。
- 5計算最大SPLは定格(連続)パワーと半空間(2π)感度から求めた計算値であり、実測値ではありません。ピーク対平均比6 dBでは定格値より6 dB高くなり、システムが連続維持できるレベルではなく短時間ピーク能力を示します。
- 6本ページの周波数特性グラフは、無響自由音場(4π)で軸上1 W/1 m、1/6オクターブ平滑化により測定しています。仕様表の周波数特性と感度は半空間(2π)条件の値です。そのためグラフの低域側が低く見えるのは、性能差ではなく測定条件の違いによるものです。2π形式の曲線はご要望に応じて提供します。





